目視収穫
武夷岩茶の摘採条件は、他の茶類とは大きく異なります。
他の茶は一般的に一芯、一芯一葉、または一芯二葉を摘みますが、
武夷岩茶は「開面採(かいめんさい)」を行います。
これは、完全に開ききった新梢の頂芽を摘み取る方法で、
その後の「做青(ズオチン)」という工程のために必要なのです。
茶芽の開き具合を判断するには、茶農家が目視で摘採する経験が求められます。
一枚の茶葉が新芽から完全に開くまでには約二十日を要します。
その間、様々な変化が生じるため、茶農家は心遣いと目視の経験を駆使して
自然の秘密を見極め、的確に目視で判断することが
「岩韻」を成す第一歩となるのです。